217km

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九州と中部で遠距離してるクセの強いカップルの話

インターネットであった人と付き合うことになった③(デート?そして恋人へ〜編)

前回のあらすじ

某氏が思ったより老け顔(直球)だった。

夜は豚しゃぶっしょ

初めて会う相手、サークルや仕事以外でしっかり顔を合わせて話す初めての異性ということで、緊張しながらもそれを見せないように取り繕いつつ(できたとは言っていない)、他愛のない話をしながら知人と合流。
夜に鹿児島に着いたので、晩御飯を食べようと、とりあえず鹿児島といえば黒豚でしゃぶっとけばなんとかなるやろという安直思考で決めた黒豚しゃぶしゃぶを食べながら、他愛のない話で盛り上がりその日は解散。某氏とはホテルの近くで別れ、知人と2人で帰宅しました。

紺「明日から2人で行動なんですけど大丈夫ですかね」
知人「見てたけど某氏さん無害そうな人だし大丈夫でしょ」
紺「ヤバかったらまた呼びますわ」
知人「えー。考えとくわ」

知人と軽口叩きながら、生まれてこのかた異性と2人で数日(といっても2日)遊ぶという経験のない私は、ちゃんと某氏と話せるかな、鹿児島楽しんでもらえるかな。と楽しみ半分モヤモヤ半分で翌日を迎えました。

デートをした結果

翌日は朝から行動開始。
駅で待ち合わせをして、仙巌園・城山・天文館・水族館を回るというド定番コースを制覇しました。
緊張のせいか記憶が薄れたせいか、あまりよく覚えてないのですが、某氏がただひたすら無表情なので楽しめているのか、つまらないのかなと不安で気が気でなかったかすごく不安になったのははっきりと覚えてます。

※当時は知らなかったのですが、某氏はやや表情が変わらない人なので、楽しくても嫌でもそんなに表情が変わらないタイプの人です。


そんな中、特に印象的だったのは、夜ごはんを食べてそれぞれのホテルと自宅に帰ろうとした際、某氏が手を出してと言われて手を自分の体の正面に真っ直ぐ出すと、その手を握られたことです。アルコールを少し摂ったので、酔った勢いかなと当時は思いましたが、手を握られた際、嫌悪感は不思議と湧かなかったのを覚えてます。

翌日も、知人を呼ぶようなこともなく無事に過ごし、某氏は愛知へ帰って行きました。

その後

某氏が愛知に帰ってからも毎日こまめに連絡を取り続けた結果、どちらからということもなく、なんとなく彼氏・彼女の関係になりました。
実際はもう少し違うんですけど、でもなんとなくお互いが好きなんだというのでだらだらと今の関係になっています。
(だから世間のカップルが祝う記念日というものが正式にはないです。多分ここら辺で区切れば大丈夫やろっていう日はありますが)

知人にも某氏との関係は伝え、今に至るまで逐一何かがあれば報告してます。
また知人関係で何かあれば、それも書くことができればな。とは思います。

おまけ

※しばらく経ってからの会話
紺「某氏さん初めて鹿児島来た時めっちゃ無表情だったでしょ。あれめっちゃ怖かったわ」
某氏「そんなつもりなかったで。ずっと紺さんの乳でかいなって乳見ながら考えてた
紺「マ?(ドン引き)全然わからんかった」
某氏「紺さんは鈍感やもんね」
紺「こいつ無表情で乳を視姦してたのか……」
某氏「後あわよくば一発ヤれるかなって思いました」
紺「現実は甘くなかったな」